占い

ほしよみ堂オーナー 中島多加仁の『占い入門』 第3回

第 3 回
恋愛とは、自給自足で野菜を育てるようなもの

恋愛というのは、自給自足で野菜を育てるようなものなのです。自分で土を育て、種を選んで撒く。 水は欠かさず、でも水をあげすぎてもだめ。お天気や、土のようすを観察しながら、ちゃんと育ってくれるか心を配りながら待つわけです。雑草抜きは欠かさず、よけいな葉や枯れた花を摘み、害虫の駆除や鳥から守る工夫もしなくてはいけません。そんな苦労をしながら育て、たとえ実がなっても、収穫する前に野菜泥棒にあったり、カラスの被害なんてこともあります。

「この人!」って思う恋の対象を見つけたら、気持ちや気合を込めて、はじめの内はせっせと水やりに励むはず。雑草や害虫は、ライバルやさまざまな恋の障害です。それも追い払い、やっと両想いになれて「しあわせ」と安心しきっていたら、彼が浮気しちゃったり、誰かに横恋慕されたり。恋愛は「自分の手でこつこつ育て続ける」という気持ちがないと結実できないものです。

暑い夏の日、寒い冬の日、雨の日、風の日・・・・・・ いつでも水を欠かさず、草取りに精を出し、肥料にまで気を配ってこそ美味しくて栄養たっぷりの野菜が収穫できる。恋愛の成長とまったく同じなんですね。自分の思い通りに育てようとしても、ちゃんと育つための約束ごとがありますが、何より日々、その対象の観察を怠らないことです。

あなたが自分で選んだ、種の育ち具合はいかがでしょう。ていねいな心配りを忘れていませんか? 手を抜いたり、早く大きくなれと焦ったり、手入れを怠って枯らしてたりしていませんか? 自然に育つために、ある程度の時間が必要なんですよ。

だからといって、いたずらに待っているだけで何もしなくては育つ物も育ちません。手をかけ、心をかけて美味しい実をつけてもらいましょう。ただし、 育てる前に、どんな種を育てたいか。その見極めをしなくてはね。

不倫の悩みもさることながら、ぼくがよく受ける 相談は、やはり異性との出会いや片想いに関することですね。「ソウルメイトと出会うにはどうしたらいいの?」という質問も多いです。でも実は、ソウルメイトが《即=運命の結婚相手》というわけではありません。ソウルメイトとは、いくつもの輪廻転生のなかで縁が生じ、この世で共に修行し合うことを誓った魂の仲間のことです。ただし、生涯の伴侶として運命づけられている異性がいるのも事実。

「運命の相手と出逢いたい・・・・・・」 そんな相談を受けたとき、ぼくは、紫微斗数(しび・ とすう)という東洋の占星術で鑑定します。

生まれる前から結ばれている縁『赤い糸』というのは、たいていの場合、この物質世界での修行を目的に定められます。人生の苦労を乗り越えることで幸せを経験し、ぼくたちの魂は進化を遂げるのです。その貴重な契機を与えてくれる相手が、真の意味での『赤い糸』。なかなか運命の人に会えないという人は、まず自分の周囲をよく見回してみてください。思い描いていた理想とは離れているけれど、何となく存在が気になる…あるいは、ただ友だちだけど安らぎを感じるし、気づけばいつでもそばにいれくれた…そんな男性はいませんか?そういう人のなかに、運命の伴侶が存在しているものですよ。